GIGO史-10-

今日は39ページ目『独立後の現実』からです。

『独立』!

とカッコ良く言ってはみたが実際は
いわゆる『プー太郎』ですから。。。

時給800円でも、一日は働けば6千円は確実にもらえた生活を捨て
より高みを目指しプー太郎になっただけです。

『ただ夢をみて時間だけ過ぎていくプー太郎なのか、
実際に目標を見据え行動をするプー太郎なのか、
その紙一重に見える狭間には大きな違いがある!!』

なぁ〜んて、呪文のように称え。

自分は他の人間とは意識レベルが違うんだっ!!!
そう信じて世間に出てはみたが・・・現実、やっぱりお金が稼げません。。

ブランドの新作創りや新しい取り引き先の開拓/営業など
全くもって出来なく、明日の食料/月末の家賃の事を考え、
身の回りのモノをどこに持っていけば、
高く買ってくれるか等を調べそこまで売りに行ったり
登録制の日雇いのバイト、ガテン系や交通量調査をやっていました。

そんな生活を3ヶ月間位してたかなぁ〜…。

ふっと、自分の生活を振り返って愕然とした訳ですよ

これでは『ただ夢をみて時間だけ過ぎていくプー太郎くん』じゃん!!!
ってねっ。。

ブランドを死ぬ気でやるつもりが、生きてく事に死ぬ気になってるじゃん!!
って。。

 

そこからが自分は早かったんだよね。

だって

何しに東京まで大金を出してもらって来てるか分からへんやん。。

GIGO史9で書いたように

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今の自分に一番すべき事は!?
「やっぱり、仲間がいないと楽しくないよね!」
「ふらふらしてる1コ上の友達を誘ってみよう!」

「次にすべき事は?」
「勝負に出た以上、ブランドに専念出来るだけのお金が必要!」

「貯金はあったっけ?」
「あるハゲ無い。。」

「日雇いのバイトをするか?」
「だったら今までと同じ。。」

「作品作りをする時間が優先されるから、速攻性のあるバイト探しやなっ!」

「まだ若いんやし、体を売るか?」
「誰もいらね〜よ!」

「ならどうするよ?」
「よしっ、血を売ろう!」
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なんだろ〜….めちゃくちゃ肩の力が抜けた感じ。
一人やと、明日が不安な上お金を作る選択も狭かったんやけど
仲間が増えると、急に大きな行動が出来るんだね。
(ただ自分個人が弱かっただけなんやけどっ。。)

その結果、
前から都市伝説の如く存在していた『死体洗い』『バキュームカー掃除』や
『人体実験』を本格的に調べ、そっちの世界の窓口まで辿り着き
色々考え、仲間とも相談した結果、自分に出来る/許せれる範囲の
『人体実験』をブランドに専念出来るだけのお金作りに選びました。

『人体実験』=新薬を厚生労働大臣の認可を得て発売する為に、
動物試験をクリアーした被験薬を健常成人に投与し、
5分後/30分後/1時間後/3時間後×2回/6時間後・・・と
採血を行ない、データとして蓄積をして安全性(有害事像や副作用)を
明確にし、今後の改善につなげる臨床試験の事。

その中でもフェーズ1と呼ばれる第一人体投与試験は危険度が高い為
拘束時間も長く、謝礼金が高く、志願率も競争率も高い。
全国の指定施設で行なわれるこのフェーズ1を狙い
俺たちは旅歩いてたなぁ〜。。
中には実験段階の猿のしっぽが取れた激薬だとか
死ぬか生きるかの最後の懸けの薬だとか
本気で危ない新薬もあったが、それだけはさすがにパス。
出来る範囲内でギリギリを狙いやってたかな。

あっ!これは誤解を招きそうやから言っとくけど
この臨床試験はあくまで
『自由意志に基づき志願したボランティアの人を対象』としているので
謝礼金額は直前まで公表されません。

 

・・・・^^;

待て、待て俺。
何を言いたいか大きく脱線してないか。。。

 

話を戻します。。

 

とにかく、

このボランティアをやる事により、
短時間でブランドに専念出来るだけのゆとりが出来てきて
作品創りに時間を費やし、お金が無くなったらボランティアをやり、
また作品創りに時間を費やすリズムが出来た。

正しく自分の血を売り、その対貨を使い作品を1点づつ増やしていきました。

その生活も1年位続いたある日、
一人のミュージシャンがGIGORを着用した事により
人生自体が劇的に動くのでる。

次回に続く。。

次は42ページ『出逢い』へつづく。