BLANKEY JET CITY-ブランキージェットシティー-

何度か雑誌のインタビューやここのBLOGでも言った事があるんやけど、

新しい挑戦で原型を製作し始める時は

必ずBLANKEY JET CITYの曲をかけて作業を始めます俺。

 

ただ単純にテンションが上がるとか、元気(やる気)が出るとかでは無く

『いつか自分で何かを産み出したい!』

『感動を貰うんじゃ無く、感動を届けれる側の人間になりたい!』と

思わさせてくれた、僕のモノ作り精神?いや、、

僕のヘソ曲がった自分だけの表現精神の根源の人達だから。

 

ひとまず俺の高校時代の1993年にまでさかのぼるお話し。

 

その当時はビーバップハイスクールのヤンキー全盛期は既におわり、

ボンタンにリーゼントヤンキーのお姿も

街で見かける事が逆に珍しくなってきたバブル崩壊後の時代。

世の中はヤンキーに変わる新しいカッコ良さを求めて

ボンタン(学生服の事だからね!)の変わりにライダースがトレンド1位だった時代。

 

『世の中』といっても岐阜の片田舎の人口8万人程の

中途半端な田舎街から見る(映る)俺の狭い『世の中』の話しでは

『空前のバンドブーム!』だった!

毎週土曜日には高校の友達がギターをかかえて

キャパ(箱)50人程のライフハウスに、外にまで溢れる程の100人以上の仲間を集めて、

自身の好きなバンドのコピーをタイバン形式で演奏し合っていた。

その当時はブルーハーツやセックスピストルズをやる他高の友達が多かったが、

一際人気があったのが同学校同学年の友達がやる

BLANKEY JET CITYのコピーバンドであった!

その当時の音楽勝ち抜きバトル番組『イカ天』でも周囲を驚かす

異色のデビューと活躍をみせていたブランキーは、

僕らの身体だけいっちょ前に育って、人の気持ちの備えなんぞ

微塵も分からない小僧達の青春期の『心の爆発』を

投影する音楽(バンド)そのものであった!

今までの常識に囚われないメロディに純粋無垢な歌詞をのせ、

抜群にテンポのいいリズムに、とち狂うスピード感があるのに

なぜかどの曲にも品格のある独自の世界観を産み出した

僕らにとって憧れの人達である。

 

話しは逸れたが、

そんな憧れのブランキーの曲を演奏する友達の事も

同じようにカッコ良かったし、素直にそいつに対して憧れてもいた。

日頃学校でバカばっかりやっているヤツが

ステージにたって暴れだすと、もう雲の上の人間と言うべきか

遥か遠い存在の光りを放っていたのを思い出す。

勿論、他校の他のバンドでも演奏が上手なヤツ、

歌がべらぼうに上手いヤツもいっぱいいたが、

そう言う魅力じゃ無く、心に突き刺さる表現と言うか

やっぱり自分の常識を超えた?違う!ぶち壊す?これも違うな、

新しい唯一無二の?そう!他には無い唯一無二の世界観を持った

ブランキーの曲で、BLANKEY JET CITYのカッコ良さそのものを

そいつは表現出来ていたからだ。

 

俺も俺で部活(陸上)で校内では有名と言うとおこがましいが

それなりに活躍は出来てはいたが、

ステージの上のアイツの輝きときたら、

もう半端無いカッコ良さだったからね!

 

また話しは逸れてまったけど、

そんな鼻水もたらしてた高校時代に、俺もいつかは

『感動を貰うんじゃ無く、感動を届けれる側の人間になりたい!』と

心から感じ、人生をかける目標になったアイツとブランキーに

対する尊さ(目標)を、思い出させてくれるバンド

それが正しくBLANKEY JET CITYである。

 

だから今でもアトリエにブランキーのステッカーを貼っているし、

作業机の前には絵も飾って、

常に何を目標にモノ作りの世界に入ったのか?を忘れないように

『今回産み出す子達もちゃんと人に衝撃と感動を与えれるモノ作りをが出来てているか?』と

自問自答出来るようにしています。俺

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そんな僕の大切で大好きなBLANKEY JET CITYの

中村達也さんに会う事が出来て、心から嬉しかったです!!!!!!

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『これからもBLANKEY JET CITYの達也さんの背中を追いかけてさせて戴きます!!!!』

『僕にとっては高校時代からBLANKEY JET CITYは普遍であり永遠です!!!』

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『貴重な経験をありがとうございました!!!』

『次に会う時は、是非。。。』

 

 

まだ俺には早えぇか、、

頑張ろっと♪♪

GIGOR

荒川じごろう

 

 

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今でも大切に持っている『1998年のシルバー雑誌』より